on reading 四月 'あめの呼吸 終了いたしました。
森の奥深くに息づく土の潤い、靄のなかへ沈むような茶の気、どこか雫の匂いのするお茶、やわらかな春の雨ふる一日に、花散る音を聴きながら過ごす お茶を読む時間。
陽気のなかゆわゆわと、手に取ればしっとりと、雨に溶けた花の甘い蜜が口中へひろがると、どこからともなく不思議に揺らぎ、眠りを誘う茶湯。
とても高くずっと低く感情が波打ち、それが揺れるということ、お茶の記憶にあったということが心の内へ深く刻まれたと思います。
お茶を読むは色々な景色がおひとりおひとりの心に映るよう進めています、そしてわたしにも大切な時間となっています。謝謝 念茶
@読む時間 ..次回は「ひかりの呼吸」