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霜
・
十一
月
その季節、その日、
その時間、その場所へ
一瞬にだけ降りそそぐ
ひかり、きらきら..
08:21
谷の底にある森は日の出から
時間をおいて、
早起きだったり
お寝坊だったり
ところどころのタイミングで
ゆるやかに目覚めていきます。
高さ20メートルの瀑布へ
朝日が射しこむと
その逆光にたちまち
水霧が立ちこめて、
なんども感嘆したはずの景色なのに
初めて目にするもののごとく、
またまっさらの想いが
胸の奥へ熱を持って染みこんでいく。
日々に美しさを見出せること
それは、倖せ。
生きるとは日々のことだから。
( 森を想ふ archive | 41.光を観る)
le you

ティトゥリート

茶、一席

森を想う 休憩室

森の話をしたくなったら立ち寄れる場所、自然を訪ねる方のための休憩室
となればいいなと想いのふくらむままに、空間へ手をあて、整えています。
森を愛してやまない人たちの眼差しに触れたい、その密やかな悦を知りた
い、わたしも体感をとおして親しんでいるうつくしさやしくみを話したい、
森といるともぅもぅ心底から癒やされて、全身全霊が溶けていく。
ほんとうに全部がここにある、そう感じられる森と愛とを交流させていく
そんな場所を、ここにひらくことが叶えられますように。

作品

日本の北から南それぞれの場で暮らしを営み、自然やものや人と優しい関
係を築きながら集うことの心地よさを尊み合える創り手の作品を、「森を
想う休憩室」と、時々こちらの頁にも展示いたします。
北奥やご縁ある土地より分けていただく天然素材とその源泉ごとを染ゅま
せて創作しているけはい香も、形となる時々に展示販売をします。
この調和の世界に生じる愛着を形づくる、森から教わるいのちの風景が
表現されることの喜びをお祈りしながら、
夢中になれるものが
毎日毎日、今という瞬間にある、
そのどうしても美しい光景を
あなたに見てほしい、
ゆるまって
ひろまって
縦横無尽に動いているエネルギー
ありのままに 満ちていく、
森へ、お茶と、暮らすように遊び、
静けさと恍惚、自分の声に気づく旅、
わたしはご案内をしたくて
うずうずしながら
暮らしの隣に扉をひらいて
お待ちしています。
李由羽 | about
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